今回は、「タスク」について考えてみます。
(2)タスク
先に手帳の目的「予定」について書きましたが、その中で、時間の決まっていない予定があります。
多くは、「自分との約束」が殆どですが、時には、「他人との約束」のこともあります。
「何を」は決まっているけれど、「いつ」が決まっていない場合ですね。
手があいた時間に誰かに電話をする、急ぎではない買い物をする、空いた時間にメールの返事を書く、など。掃除をするとか、部屋を片付ける、といったような事も含まれるかも。
いつ頃までに、何かを仕上げる、と言ったようなこともタスクに含まれるでしょう。
予定と予定の間の、空白の時間に行う事がタスクで、To doとも言い換えることができます。
このタスクも、細かく分けると、今日中、今週中、今月中、○月までにすること、と、大まかな「いつ」は決まっていることも多いでしょう。
そして、時が経つにつれて、「いつ」が明確になり、「タスク」から→「予定」に落とし込まれることもあるでしょう。
皆さん、ToDoリストのメモを作ったり、付箋紙に書き込んで貼ったり等の方法をとっておられるかと思いますが、私はそれも、1冊にまとめた方が良いと考えています。
佐々木かをりさんは、「すべての計画を時間ごとに配分する」ということで、行動計画をいつやるかを決めて、すぐに手帳に落とし込んで行く、といった方法をとられています。
私、こすも流に言えば、「いつ」が決まっていない「何を」に対してすぐに「いつ」を決めて、手帳に書き込むといった手法です。
ですが、これは、自分自身でほぼ100%、時間を管理できる状況にある人と、きっちり時間を決められず、大ざっぱな時間で行動して行くしかない状況にある人とで、異なると思います。
特に、親の介護、小さな子供がいる家庭では、突発的な日常の固まりなので、難しいと思います。私もできませんでした。
まとめ:
「タスク=To do」とは、「いつ」が決まっていない「何を」。「自分との約束」の場合が多いが、「他人との約束」のこともあり。
自分で時間を管理できる人の場合は、「いつ」をすぐ決められるので、タスクの量は少なくなる。
手帳の目的の「メモ」「夢日記」、ToDoリスト等のタスク管理も、何故1冊にまとめた方が良いか、については、またそのうち。
佐々木かをりさんのアクションプランナー
佐々木かをりさんの考え方の詳細については、以下の本がお勧めです。
「佐々木かをりの手帳術」「ミリオネーゼの手帳術」
先に述べたように万人には向かない方法ですが、自分のスケジュール管理に悩んでおられる方には、非常に参考になると思います。
私が最初に読んだのは「ミリオネーゼの手帳術」ですが、これはちょっともう古いので、中古品しかないですね。
佐々木さんの考えに沿ったアクションプランナーという手帳も発売されておられます。私も使った時期がありました。
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